対応ICカード

日本国内の普及状況

マイナンバーカード

総務省データによると、マイナンバーカードの発行枚数は、97,373,895枚(2023年7月2日時点)、普及率が77.3%となり、運転免許証の発行枚数を超えました。また、健康保険証や確定申告(e-TAX)利用も開始されたほか、運転免許証との兼用利用が予定されており、今後、急速に普及する事が想定されます。

● 総務省|マイナンバーカード交付状況

運転免許証

警察庁データによると、2022年12月31日時点で、81,840,549枚となり、人口に占める運転免許保有者数の割合は,65.0%となっています。長らく、日本人の本人確認業務で最も普及したICカードでしたが、2022年末にマイナンバーカードが上回りました。また、政府により、マイナンバーカードとの一体化の計画が発表されています。

● 警察庁|運転免許統計

在留カード

法務省データによると、在留カードの発行枚数は、2022年6月30日時点で、2,,669,267枚です。日本国内に長期滞在する外国人には在留カードの取得及び携帯が義務付けられており、出入国在留管理庁によって管理されているので、外国人を本人確認する上では、在留カードが標準となっています。

● 出入国在留管理庁|在留外国人数

特別永住者証明書

特別永住者証明書は,特別永住者の法的地位等を証明するものとして交付されるもので,氏名,生年月日,性別,国籍・地域,住居地,有効期間の満了日などの情報が記載されます。また,16歳以上の方には顔写真が表示されます。
出入国在留管理庁データによると、特別永住者証明書の発行枚数は、2022年6月30日時点で、292,702枚です。

● 出入国在留管理庁|在留外国人数

パスポート

外務省データによると、パスポートの有効総数は、2022年12月31日時点で、21,750,358 冊で、日本人の人口に対する普及率は17.3%です。海外旅行の際は必須であり、日常業務でも本人確認に利用されています。コロナウィルスの影響もあり、ここ数年の普及率は減少傾向でしたが、最近の影響の沈静化や2023年3月よりスタートした、オンライン申請制度などにより、大幅な増加が見込まれています。

● 外務省|旅券統計

偽造ICカードについて

偽造技術は非常に巧妙化しており、摘発件数(特に在留カード)は、年々増加しています。ただし、彼らは、日本の通常業務で行われている「目視確認」につけ込んでいる形がほとんどで、プリント技術の巧妙化は眼を見張るものがありますが、ICチップの確認にまでは、まだ気が回っていません。この部分に注目したのが、CWORK®アプリです。

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